kodawari04ソウルフード(Soul Food)の第4弾、今回は「インスタントラーメン」です。前回、ラーメンを記事にしました。それに続いての記事ですから「え、インスタントラーメンも…?」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、確かにインスタントラーメンは国民食ともいえる、日本人が発明した世界に誇る食品ですが、「国産小麦」というテーマと重ねにくいのは確かです。

しかし、このインスタントラーメンにも地元の原材料にこだわる、「国産小麦ラーメン」があるのです。その名は「キリンラーメン」! 愛知県碧南市で、小麦粉の製造・販売及び関連品の販売を行っている小笠原製粉株式会社の商品です。

kodawari06なぜインスタントラーメンの名前に「キリン」を付けたのか? それは、「末永く」「親しみやすい」商品になればという同社の思いから「キリンラーメン」と名づけられたそうです。今では、商品のバリエーションも増えて、風味別に「カピパラ」や「ペンギン」「アザラシ」ラーメンなどがあります。なんと「べっぴん」という名前の商品もあります。これは「女性用ラーメン」ということで、トマトスープ味や野菜スープ味などのインスタントラーメンです。食べてみたくなるような味ですね。

今や、「うどん」や「きしめん」、「かりんとう」などにも広がっている「キリンブランド」ですが、その特長としては、小麦、大豆、米の原材料の大半に地元の農作物を使用しているということ。国内産100%です。

kodawari02キリンラーメンは昭和40年から地元の方に親しまれてきましたが、平成7年に一時生産を休止しています。しかし、地元の方の要望で、平成14年に一回限りの限定生産をしたところ、口コミでその存在が伝わり、平成22年には完全生産再開となりました。キリンラーメンは、それを「地元の方に助けられた」と感謝し、ご恩返しがしたいと、小麦、大豆、米の原材料の大半は地元の農作物を中心に使用しているとのことです。その国産の原材料が独特の風味を作っているようです。

国産小麦(小麦粉)を、水のかわりに「国産大豆(豆乳)」で練り込み、さらに国産米(米粉)も入れて、麺をゆでたときに豆乳が溶け出し、「まろやか」で、米粉の「もっちり」とした食感が特長であるそうです。

地元の食材を使い、地元の人に老若男女を問わず親しまれ、世代を超えて食される「国産小麦」のインスタントラーメン。これはもう、郷土料理に匹敵するほどのソウルフードです。

> 「日本の麦の底力」ブログトップ